テニスは、試合で相手に勝利することが目的のスポーツです。しかし、それぞれに自分の長所・短所を踏まえたテニススタイルというものがあり、試合中には自分のテニススタイルを崩してでも勝ちたいという想いと自分のテニススタイルを貫きたいという想いの葛藤の中で、相手だけでなく自分とも戦わなくてはなりません。だからこそ、テニスを通して得られる精神的・肉体的な力というものがあると思います。

　北星大附属の男子テニス部は、本校のテニスコート（クレー）だけでなく、星槎公園テニスコート（ハード）やもみじ台緑地硬式テニスコート（オムニ）を借りるなどして活動しています。部員は２０２０年６月現在で７名（選手７名（３年生２名・２年生２名・１年生３名）・マネージャー０名）です。　選手には高校から硬式テニスを始めた初心者も多くいます。目標は全道大会出場ですが、部員それぞれが自分自身の技術力を高めようと、日々練習しています。部長と副部長を中心に自分たちで課題を見つけ、考え、話し合い、練習日程や練習メニューを組み立ててもいます。先輩・後輩の関係を尊重しつつも、互いに声を掛け合いながら、楽しくも一生懸命に取り組んでいます。試合では初心者ながら勝利する者たちもおり、経験者に追いつき追い抜かんばかりの勢いです。もちろん経験者も負けずに上を目指して練習しています。硬式・軟式のテニス経験者はもちろん初心者でも興味のある方はぜひ見学に来てください。