当校の教育

探究プログラム

毎年3人に1人が北星学園大学へ進学!!

附属高校として、北星学園大学に約100名の指定校推薦枠があります。

北星学園大学に推薦で進学する生徒向けに、1月下旬から2月中旬の約4週間実施しているプログラムです。
「与えられたものを学ぶ」という高校までの学びから大学での学びへとスムーズに移行できるように作られたプログラムで、
ここでは「学び方を学ぶ」ことをメインとしています。

グループ(ゼミ)分け

まず同じ学部に進学する仲間で数名のグループを作り、大学でいうゼミの形式で授業が進められていきます。学部は同じでも学科が異なるので、刺激し合う関係になります。各グループには1名ずつ大学生アシスタントが入ります。アシスタントはかつて探究プログラムで学んだ本校の卒業生がつとめます。

テーマ設定

自ら進学する学科に関する課題を設定します。どのようなテーマにするかは個人の興味関心に委ねられますが、冬休み中に本を何冊も読み、その中から自分でテーマを定めていきます。大学との連携によって各学科から「指定図書」が与えられており、その中から選ぶ生徒もいます。

調査・分析

テーマを設定した後は、同じ学部に進学する仲間(ゼミ)の前で発表し、何をどのように調べるかなど、様々なアドバイスや意見をもらいます。ここでは、教員はもちろん、アシスタントから厳しい指摘もあり生徒は壁にぶつかることが多いようです。テーマが決まった後は、書籍やインターネットを利用してテーマについて深く調べていきます。中には生徒や教職員へのアンケートを実施して集計する生徒もいます。

プレゼンテーション

調査結果についてはパワーポイントを使って資料にします。単にデータを貼り付ける作業ではありません。アシスタントのアドバイスを受けながら、より効果的に見せる工夫がなされていきます。これが完成したらいよいよ発表会です。発表は自分のグループだけでなく、他のグループと合同で行うので、その生徒にも伝わるように説明することが求められます。

論文化

発表を通して、色々な意見をもらった後、さらに調べ学習が続き、最終的には論文という形に落とし込みます。これは毎年製本し、進学学科の先生方にも手渡されることになります。グラフやデータなども入れ、よりわかりやすいものを追求していきます。

 

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