本校の６月の取り組みに「キリスト教教育週間」があります。この期間は北星学園大学を含め、青山学院大学や国際基督教大学(ICU)など全国のキリスト教系大学について理解を深めるための取り組みで、進学を考える生徒にとっては情報収集の場となっています。各大学について紹介する校内展示や説明会などを実施していますが、特に学園内連携の一つとして北星大学の先生が礼拝のメッセージや出前授業を行っています。

また、もう一つの取り組みとして「クリーン活動」があります。これは厚生委員会と生徒会外局の「北星局」が共同して声掛けをし、地域のごみ拾いや近隣施設で清掃を行うものです。コロナの影響もあり、昨年度から再開することができました。今年は多くのクラブも参加する中、経験のある生徒が中心となって活動をすすめました。

当日は集まった人数で「新さっぽろ方面」、「森林公園方面」、「もみじ台・テクノパーク方面」、「ディ・グリューネン周辺」に分かれ、それぞれ清掃活動を行いました。生徒は単なる「ごみ拾い」とするのではなく、活動の中にも「面白さ」を取り入れ、楽しみながら活動していました。

特にこの活動は、社会貢献を意識した生活や地域に生きる市民としての自覚を促すといった本校教育の核となると考えています。